'18新年のご挨拶

 
鈴木右鴻先生の干支クラフト作品 十二支勢ぞろい


 明けましておめでとうございます。
昨年は気持ちが落ち込むような多くの暗い出来事や、ミサイル発射などと不安を募らせるような世界の動きなどで、決して良い年だったとは言えませんね。
今年こそは、穏やかで希望に満ちた年であってほしい・・・この地球上のすべての子供たちが笑顔で過ごせるように・・・と願っています。

 年の初めに毎年使わせていただいている鈴木右鴻先生の干支クラフト作品が、今年の戌年で丁度一回りしました。
右鴻先生、本当におめでとうございます。

 クラフトを始められた頃は和菓子用の楊枝、ペン立て、コースター、ペンダントなどをお作りになられ、上京の折々に頂戴しておりました。
たまたま亥年の時に 「亥」 という文字を書道の古典から取って作られ、
それを機に次の年にはネズミの親子や 「子」 の文字を・・・
三年ほど続いたころ先生に 「 せっかくですから一回りされたらどうですか? 」 とお話したことがありますが、先生も同じように思われていたのだと思います。

 あと10年も・・・大変・・・と、ちょっと当初は思ったりしましたが、過ぎてしまうともう達成!!・・・年月の経つ早さに驚きます。
先生は現在83歳。 幾つになっても目標を持つということは大切なことと改めて実感しています。

 次第に思い入れも深くなられたご様子で、毎年6月の審査会でお会いするたびに次の年の試作品を写真で何種類か見せてくださり、 「 チコちゃんはどれがいい? 」 などと・・・。 「 またいただけるんですか 」 と、遠慮なく私も希望を言ったり・・・。
早くから手掛けないと差し上げる人が次第に増え・・・今では数十人にも及ぶので大変・・・でも喜ぶ私たちを思いながら楽しくもあるのだと思います。

 使用されている木の種類もケヤキ、ブナ、サクラ、ウオールナット・・・等々記して、可愛らしい値付けも添えられています。
さて、新たな挑戦目標は何なのでしょうか・・・お聞きするのも楽しみ。

 「 勉強もしないでこんなことばっかりやってると思われてるんじゃないかなぁ・・・ 」 と時々おっしゃいますが、いえいえそんなことはないと私たち仲間はみんな知っておりますが、ご存知ない方々のためにあえて言わせてもらいます。
 大勢の生徒さんを指導され、毎月ペン誌の課題を細部にわたって説明されたテキストを作っておられたり、日ペンの 「 美文字クリニック 」 では何度も出張され一般人の指導と硬筆普及に貢献されております。
「 習友の会 」 代表者として、毎年全国の会員に・・・初心者から上級者にいたるまで・・・呼びかけ研修会を主催されたり、趣味も広く 「 吹き矢 」もなさいますし、お料理もお得意らしいです。
入院されてもベットの上で添削されたり、小物を作って同室の患者さんや看護婦さんたちに喜ばれたり・・・じっとして居られないようです。

 「 先生は普通の人の数倍の人生を生きてらっしゃいますね。」 と時々申し上げてますが、みんなそう思っておられると思います。
かつて今は亡き義母が・・・多分60代の頃、「 この歳になると一日一日がいとおしく、もったいなく、大事にしなくてはと思うの・・・ 」 と話してくれたことを思い出します。思い出すたびに 「 ボーッと生きてはいけない。」 と自分を戒めます。
右鴻先生の12年間継続された偉業に感動し、新年にあたりご紹介させていただきました。

 「 もう歳だから 」 「 忙しいから 」の言葉 は、人の気持ちを明るくはしてくれません。
お互い前向きでいきましょう!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 
 今年の根付け

                    いわなび後記