盆 踊 り

 ♪シャンコ シャンコシャンコ シャシャンがシャン 手拍子そろえてシャシャンがシャン

 今日からお盆。
全国的な帰省ラッシュで、朝からその様子がテレビで放映されています。
そして、お盆と言えば 「盆踊り 」・・・各町内会でやぐらをたてて、夕暮れ時になりますと太鼓の音とともに 「♪シャンコ シャンコシャンコ・・・・・・」 の歌が聞こえてきます。
遠くの町内会からのものも風に乗って、大きく、小さく聞こえてきます。
この歌が聞え始めると、子供たちは夕食もそこそこにやぐらの周りに集まり始めます。
「 子供盆踊り 」 を踊るために。 終わった後にいただくお菓子の方が楽しみなのかも・・・。

 この 「 子供盆踊り 」 というのは北海道独自のものだということを、つい先日ラジオを聞いていて初めて知りました。
まさに 「秘密の県民ショー 」 ! エーッ!そうなの〜?

 北海道の盆踊りは 「子供の部 」 と 「 大人の部 」とに分かれています。
小学校3年生を終えて以後から私は札幌の住民になりましたが、その年はじめて盆踊り体験をしました。
その時からこの 「♪シャンコシャンコシャンコ・・・」 がこども盆踊りの曲で、田舎から出てきた私は都会の盆踊り風景をみてビックリ・・・でした。
やぐらの周りを3重にも4重にも踊りの輪ができ、ところどころに婦人部のお母さんたちが混ざっていて・・・まさに夏の風物詩となっていました。

 戦後、北海道教育委員会と、小学校の先生方とで子供にふさわしい盆踊りを・・・と企画され、「 子供盆おどり唄 」 が昭和27年にキングレコードから発売に。
歌詞は童謡詩人で、当時教員でもあった坪松一郎先生が担当。
道内の子供たちに広く愛される音頭であるようにと、1番は農村の子供たち、2番は都会の子供たち、3番は漁村の子供たちを意識されたそうです。
そして1番から3番までの各歌詞の最後にある 「 シャンコ シャンコシャンコ シャシャンがシャン 」 というリズミカルな擬音入り歌詞・・・
これは馬そりにつけられている鈴の音色なのだそうです。
このことも初めて知り 「 なるほど 」 と納得しました。
知っていたら、もっとそれ風に上手に踊れたかも・・・と今になって思います。
作詞者の出身地、江別市野幌のグリーンモールに 「子供盆おどり唄」 の歌碑があるそうです。

 子供のころ私たちも踊った。そしてその子供たちも、歌や太鼓が聞え始めるとせかされるように浴衣に着替えさせ 「 後で行くからね。」 と言って送り出し、今は孫たちが・・・という風に代々受け継がれてきました。
でも、少子化や楽しみ方が多様化してきたこともあってでしょうか、昔ほど子供たちのワクワク感が無くなった気がします。
しかし大人たちは昔と変わらず、盆踊り最終日には 「 仮装盆踊り 」 で競い合い、賞金が出たり・・・で結構盛り上がっているようです。

 今夕もまた、シャンコ シャンコシャンコが聞えてくることでしょう。
そしてお盆が過ぎると、秋が少しずつ忍び寄ってきます。
このあたりの小中学校は19日〜20日あたりから2学期が始まり、短い夏もアッと言う間に行ってしまいそうです。

                  子供盆おどりり唄
             
                    1 そよろそよ風 牧場に街に
                      吹けばちらちら 灯がともる
                      赤くほんのり 灯がともる 
                      ほら 灯がともる
                         シャンコシャンコシャンコシャシャンがシャン
                         手拍子そろえてシャシャンがシャン


                    2 笛も流れる 太鼓も響く
                      風が流れる 中空に
                      手拍子そろえて ほらまわれ 
                      ほら まわれ

                    3 そろたそろたよ どの子もそろた
                      そろて歌えば 月が出る
                      海の上から 月が出る
                      ほら 月が出る  

                            一大行事終了石蔵でランチ