カッコウ

 カッコウ(郭公)は、ユーラシア大陸やアフリカなどに広く分布し、日本には夏鳥として5月頃飛来します。
和名はオスの鳴き声に由来し、他言語に於いてもオスの鳴き声からきていることが多いそうです。
ちなみにメスは「ピッ、ピッ、ピッ」と鳴きます。
「閑古鳥」という別名もあります。

 カッコウは、托卵 ( 自分の卵を他の鳥の巣に産みつけて、その鳥に育ててもらう ) という行為が良く知られています。
托卵できる7月末ころまでの2〜3か月ほどで渡去します。

 この托卵という行為はカッコウだけではないようです。
ずる賢い・・・というイメージで、カッコウだけが悪者扱いされているのは少々かわいそうな気がします。

 鳥というのは、一定の温度を維持しないと卵をうかさせることができないのだそうです。
カッコウは昼間と夜の体温差があるため、上手に自分の卵をあたためられないようで、決して子育て放棄しているわけではないのかも。
かわいいわが子を自分で育てられない、気の毒な鳥なのかもしれません。

 私たち北海道民はこの時期になりますと、カッコウの鳴き声を気にかけます。
「カッコウの鳴き声聞いた?」  「今朝聞いたよー。」 などという会話があちこちで聞かれるようになります。
種蒔鳥とも言われ、霜の心配が無くなり 「 畑に種を蒔いてもいいですよ 」 という合図なのです。

 今年はまだカッコウの鳴き声は聞こえてきません。
昨日、一昨日は季節が逆戻りした感じでとても寒く、オホーツク海側では数センチもの積雪。
峠は冬タイヤでなしでは走行できず、通行止めもあちらこちらでありました。

 今か今かとカッコウの鳴き声を待っている日々です。

                    認知症審査会終了