法案成立

 安保関連法案が可決されました。

 夜中目が覚めてしまい、枕元のラジオのスイッチを入れましたら、国会で丁度この法案の投票が終わろうとしている時でした。
やがて可決されましたとの結果報告。
やっぱり・・・という思いでした。

これで日本は 「戦争をしない国 」 から「戦争ができる国 」 へと、国の有り様が変わることになってしまいました。

 
 テレビをつけて見ますと、台風18号接近で大雨警報が出され、深夜にも関わらず国会議事堂前では激しく降る雨の中大勢の老若男女のデモ隊が。
何の意思表示もしなかった私に、何となく後ろめたさが残ります。

 近年まれに見るこのような光景に、60年安保闘争を思い出します。
全学連も集会やデモを行い、当時学生だった私も何度かデモに参加しましたが、東大生の樺美智子さんが警官隊との衝突で転倒し、人雪崩的に学生たちの下敷きになって圧死されたことは大変ショックな出来事でした。

 安倍総理は、国民の理解がまだ十分でないということを分かっておりながら、強行採決に踏み切りました。
国会での総理の答弁にスッキリと明快な回答が無いように私には感じられた中、こんな大事なことを何故そう急ぐのか・・・と不信感が募ります。

 一番不安を感じておられるのは、自衛隊員のご家族だと思います。
海外での武力行使が可能になったことで、戦地に派遣されることを覚悟しなくてはならないのですから。

 戦争体験者の方々( すでに亡くなられた方も含めて )は、どなたも皆さん口をそろえて 「 絶対に戦争はいけません。」 とおっしゃってます。
この70年間、我が国においては平和が維持され戦死者を出していない・・・これは世界に誇るべきことだと思います。
そしてこの先人たちの体験や戒めを、私たちはしっかりと受け継いでいかなくてはなりません。
アメリカにおいては、ベトナム戦争、湾岸戦争で親、子、孫と三代に亘って戦死者のおられるご家庭もあるそうです。

 現在の日本のこの事態を、未来の日本は果たしてどう評価するでしょうか。


                                    終戦記念日9月を振り返る