冬への入り口

 早いもので9月も今日で終わり。
ナナカマドの実の赤色もずいぶん濃くなりました。

 九州から来た友人に、初めてナナカマドを見たと言われて、この木は北国特有のものなのだと知りました。
私たち道民は、この木の様子で夏から秋へ、そして冬へと季節の進み具合を目で感じています。
小さな房状になる真っ赤に熟した実に、まるで白い帽子を被ったように雪が積もる様は、とても可愛らしく自然と頬の筋肉が緩みます。

 逆に私は、九州旅行をした際に初めて曼殊沙華の花を見ました。
歌の歌詞でその名を知り、絵で見たことはありましたが、初めて実物を目にした時なんと情熱的な花なのだろう・・・と
真っ赤な・・・まるでメラメラと妖しく揺れる炎のようでした。
その話をしましたら、曼殊沙華の根には毒があり、昔は亡くなった人を土葬にしたのでモグラや野ネズミなどの被害から守るためによく墓地に植えられたのだと教えてくれました。

 この友人、北海道に来てからピンク色で背丈の低い花をあちこちで目にして気になっているとのこと。
そこで、どれを指しているのだろうと一緒に見に行くと「イヌサフラン」でした。 
寒い地方のものかどうかは定かではありませんが。

 イヌサフラン


 春に葉が出て、やがて葉が朽ちて忘れたころニョキニョキと花芽が出てくることから、通称 「 親知らず子知らず 」 と言われてます。
花弁が透き通るような美しいピンク色をしているので 「 裸身の貴婦人 」 と艶っぽい異名を持ちます。
曼殊沙華も葉の時期と花の時期が違うとのこと・・・そういえば葉が見えず、長い茎が菜箸をいっぱい立てたように見えていたなぁ・・・

 視界に入る季節の移ろいにはワクワク感が伴いますけれど、身体に感じるその変化は、時には結構きついものがあり身構えてしまいます。
今朝は昨日に引き続き強い寒気に襲われました。
昨日よりは少々寒さは緩んだとはいえ、十勝、釧路方面では0.3℃とか0.4℃・・・
28日は大雪山系黒岳で初雪。
そして今日は旭岳で初冠雪。 ロープウエーの姿見駅周辺では5cmもの積雪があったところも。

 ストーブを点けたという人もいましたが、今から暖房に頼って身体を甘えさせてはこれからが大変・・・と、先ずは衣類の入れ替えを。
日も短くなり寒さも増していくこの時期が私にとって一番憂鬱になりがち・・・
熊は冬眠できていいなぁ・・・などと・・・

           
                     秋の一日有効に子供チャレンジ2