チャレンジスクール

 岩見沢市教育委員会では、「いわなびチャレンジスクール」 という事業を行っています。
内容は、
・ 市内小中学生を対象として、長期休暇中や土曜日に、「いわなび」 や 「郷土科学館」 を主な会場として開催。
・ 普段の学校生活では出会えない人との出会い、家庭ではできないこと・・・「作る」 「知る」 「踊る」 「奏でる」 「運動する」 などを1日限定で体験してみる。
これまでに 「モザイクキャンドルづくり」 「折り紙飛行機大会」 「万華鏡づくり」 「フラワーアレンジメント」・・・等々開催されてきました。

 夏の頃、「あなたの得意なこと、好きなことで講師をしてみませんか」 ということで体験アトラクションの講師募集の呼びかけがありましたので、申し込みしておきましたところこのたび依頼のお声が。

 年間で一番寒い時ですし、スキーを楽しめる最高の季節でもあり・・・希望者がどれほどいるのか・・・少々気になっていました。
ところが受付初日の午前中で定員に達してしまったそうで、50人以上もお断りすることになり対応が大変だったようです。

 教育委員会では10マス国語ノートと2B鉛筆を、それぞれの子供たちのために準備してくださいました。
1回だけ、1時間半(中10分ほどの休憩)ということですので、 「ひらがなで自分の名前をきれいに書ける」 ことを目標に。
参加者の名簿を前もっていただき、当日はノートのマス目に合わせて一人一人にひらがなと漢字での氏名を手本として持参。

 ガラス張りの部屋ですので付き添ってこられた方たちは廊下の方で眺めていたり、邪魔にならないようにするから・・・と後ろの隅の方で見学されたり。
ほとんどがお互い初めて会う子供同士ですが、こちらからの問いかけにも元気に受け答えしてくれましたし、和やかにうちとけた雰囲気で安心しました。


 まず初めに、与えられたノートを開き1行目に自分の氏名を丁寧に書いておく。
「美しい字を書くには何に気を付けるとよいか」・・・子供たちから 「背筋を伸ばす」 「鉛筆は3本の指で持つ」 「急がないで書く」 と。
あとはこちらの説明を聞きながら書いてみる・・・参加者で一番多く使用されていた文字 「か」 から入り、共通する部分を持つ文字をいくつか。
その後各自の氏名の手本を配って、よくみて書いてみる。 反省してまた書いてみる・・・
最後に、最初に書いた自分の名前の隣にもう一度同じく書いてみて・・・上手になったかな・・・と

 休憩時間に一人の女の子がやってきて 「む」 はどうやって書けばいいですか?
「む」を使う名前は無かったので説明は省きました。
理由を聞いてみましたら、おかあさんの名前に使われているのだとか。
後ろの隅でご覧になっていたお母さんのお子さんで、先生に聞いてきて・・・と頼まれたそうです。
お母さんにもよく見えるように、ホワイトボードに大きく書いて解説してあげました。

 今回は師範の菅田美柊さんに助手をお願いしてのチャレンジスクールでしたが、限られた時間内での子供たちへの対応は結構大変でした。
アッという間に時間が過ぎてしまった感じで・・・でも子供たちには長い時間だったか・・・尋ねると、もっとやれるよなどとうれしい返事も。

 市教委の担当者から、今回こんなに反響が大きかったことに驚いておられるとのこと。
内容的にみて親に後押しされて参加した子供が多いのかと思ったが、付き添いで来られた方々にお聞きしたところ、意外と子供の方からの希望が多かったそうです。
子供だって、きれいな字へのあこがれはあるんですよね。

 これまでは、あえて学校での勉強に無関係のことを取り上げてのチャレンジだったが、今回の反響をふまえて市教委としても今後の課題として検討が必要かも・・・
このたびはお断りした人数が結構多かったので、次年度において「美文字チャレンジ」の第2弾 第3弾なども考えてみたい・・・
「親子での美文字チャレンジ」 というのがあってもいいですよね・・・などと前向きなお話をいただきました。

 こちら側としても、今後も開催されることがあるのでしたら、内容や効率の良い展開方法等いろいろ教材研究しなくては・・・と反省も。
あいにくの空模様でしたが、元気な子供たちから元気を分けてもらえた一日でした。

                      寒気でスッポリゆきまつり終わる