厚真町震度7

 6日(木)午前3時10分頃、北海道胆振地方東部の厚真町を震源とする巨大地震が発生しました。
これほど大きな地震は道内においては初めての事。

 突然スマホからけたたましい警報音が・・・同時に今まで経験したことのない大きな揺れ・・・すぐには治まらない長い揺れ。
いつもとは違う・・・と直感し、すぐ枕元に置いている携帯ラジオのスイッチを入れると地震速報が。
テレビで様子を確認しようと、何箇所か灯りのスイッチを入れても点灯せず、窓から外を伺うとご近所も懐中電灯を利用しておられる感じ。
横になりながらひたすらラジオに耳を傾け、津波の心配のないことにひとまず安堵しました。

 朝になってから、札幌の実家に安否確認を。
やはり停電状態で、食器が何枚か割れているが、これから細部の点検をするとのこと。
家がつぶれず、寝たきりの母に怪我が無いのなら先ずは安心・・・携帯のバッテリー消耗を抑えるため特別なことのない限り連絡取り合わないことに。

 テレビを見ることができないので、情報はラジオからのみ。
 夜明けとともに当たりの様子もわかってきたようで、「厚真町では広範囲で土砂崩れ」 「家が土砂の下敷きに」 などと聞こえてきますが・・・
普段当たり前のように目から情報が入ってきて、音や声など無くても映像だけで様子が理解できるようなことも多々ありますので、言葉だけでは一体どんな状況なのか・・・少々もどかしさを感じました。
そこで思いついたのが「カーナビでテレビを見る」事。

 目にしたのは想像を超える・・・こんなことが起こるのか!・・・と衝撃的な光景でした。
「広範囲において土砂崩れが・・・」 とのラジオからの情報でしたが・・・視界に入る全ての山々が、ゴジラのような巨大怪獣の爪でひっかかれたよう・・・
緑豊かな美しい田園風景が一変し、山肌の緑がごっそり削り取れれていました。
大きなキャンパス上に、山々の斜面に大胆なタッチで茶色い絵の具をナイフで載せていった・・・そんな油絵の風景画を見ているようでした。

 停電は北海道全域に及んでいるとのことで、これもあり得ないような初めてのこと。
復旧には長時間要するとのことで、オール電化の住宅に住んでいる身には大変なこと。
とりあえずは冷蔵庫の開閉はしないことに。

 電気は今日(7日)の午後1時過ぎに復旧し、我が家は平常な日常生活ができる状態になりホッとしました。
近くに砂川火力発電所や、奈井江火力発電所があるおかげでしょうか。
 ニュースによると、停電でコンビニやスーパーも閉店しているところも結構あるため、買い物やガソリンの給油もに長蛇の列とか。
私は水道も電気も使えるし、食品の買い置きも多少あり、一切町なかに出ていませんので、市内がどんな状態なのか全く分かりません。
お子さんのいるご家庭や、大家族の方々優先への、この震災におけるせめてもの私の協力かと。

 我が家から1キロほど離れた町内会ではまだ停電が続いているとか。
岩見沢市内でも電気が通じたのはごく一部のようで、なんだか申し訳ない気持ちです。
停電中のママ友のところへ娘は色々差し入れに走ったようです。

 私たちはいかに普段電気に頼っていたか・・・便利はある意味不便でもあると感じました。
農業や酪農、漁等に携わる方々のやりきれない思いお察しします。
札幌では飲食店経営の方々が、停電でどうせダメになる食品なら有効に・・・ということで、簡単な料理を作り外国人や旅行者などに無料で提供されているとのニュースに、沈んだ気持ちをほっこりさせてくれました。

 全国各地のペン仲間や友人たちがご心配下さり、お見舞いいただき有難うございました。
おかげさまで、私は普段と変わりない暮らしができております。
どこにいても安全というところは無いと思いますので、お互い普段から備えを心掛けましょう。

 大変な被害を受けたり避難生活をされておられる方々に、心からお見舞い申し上げます。


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