あれから1か月

 北海道胆振地方東部を震源とする大地震発生から1か月がたちました。
まだ避難所生活をされておられる方々が430人以上居られます。
震源地近くでは今なお余震が続き、昼間は家の片づけに戻り、夜は怖いので避難所へ・・・という方もずいぶん居られるそうです。

 立ち止まっていてもしょうがないと、気持ちを奮い立たせ前を向いて歩き始めた人も居られれば、まだ現実を受け止められずに今後の方針を定められないという方々も・・・。
 
 実りの秋を迎え田んぼの稲穂が黄金色に穂を垂れているのに、流れ込んだ土砂でズブズブ埋まったり亀裂が入っていたりで機械を入れることができず、いいお米ができたのだが、今年の収穫を諦めたという方々も居られます。
そして埋まった水路が復旧し、来春田植えができる状態に戻るのかどうかさえわからないと言います。
特に酪農家やものづくりなどのご商売をされておられた方々は、どんなに悔しく辛い思いをなさっておられるか・・・胸が痛くなります。 

 札幌清田区や北広島市はじめ他の市町村でも液状化現象などで家が傾き、住めない状態になったり・・・テレビの映像を見ながら地震の怖さを改めて実感しています。

 北海道の歴史上最大規模の大地震、ブラックアウトによる北海道内全域の停電・・・
日本各地に何度も上陸してくる巨大台風による大水害や大停電・・・
今まで想像もしなかったことが近年起こりだし、何かあったときに慌てないような備えを心掛けなくてはいけないと強く思います。 

 地震直後は営業できないお店やガソリンスタンドがあったこともあり、買い物をするにも何時間も並んだとか・・・
しかもこんな時に買いだめではないかと思われる人も居られたとか・・・
スーパーで働いておられる方がラジオで言っておられました。 「昼間働いておられ、夜しか買い物ができない方も居ります。私たち店員も勤務時間中は買い物してはいけない規則です。お互いを思いやってください。」・・・と。
 本当にそうですよね。 皆さん家族を守らなくてはならないのですから気持ちは分かりますが・・・。
信じてはいるけれど・・・人としての品位にかける恥ずかしい行為はしないように・・・と娘と話しました。

 私もそれなりの備えはしているつもりですが。
阪神淡路の震災を機に、災害時のために色々詰め込んだスキー用の大き目のリュックはガレージの中にもう何年も入れっぱなし。
果たして何を入れていたのか・・・この際もう一度点検しなおさなくては・・・と思っています。

 今回一番役立ったのは手のひらサイズの携帯ラジオでした。
災害時用にできていて、懐中電灯や手回し発電機もついており、いつも枕元に置いて利用しています。
今回、スマホの充電を・・・とはじめて手回し発電を試みましたが、これは高齢者には結構きつい仕事でダメでした。
そこで先日、モバイルバッテリーと車載充電器を購入してきました。

 ネックライトは10年ほど前から夜間の外出の時いつも使っていますが、今回のような災害時にも両手が空くので便利でおすすめです。
自分のためだけではなく、運転される方や歩行されている方にも遠くから確認してもらえる優れものです。
ポケットラジオもコンパクトですので、コートのポケットに忍ばせ良く利用しています。
そして普段心掛けていることは、車のガソリンはメーター器で1メモリ減ったら早めに給油し、常にほぼ満タンにしておくことです。

 今回の災害が冬の季節でなかったことが本当に良かったと思います。
これから気温もぐんぐん下がり冬に向かいますので、停電時に利用する暖房用コンロの石油や除雪機用のガソリンの準備をしておかなくてはと思っています。
災害はいつどこででも起こりうることです。どうぞ備えの点検を!

                       厚真町震度7癒しの空間