変わる運動会

 北海道の道央から道南においては、5月の最終土曜・日曜〜6月初めの土曜・日曜に、ほとんどの小学校で運動会が催されます。
今年入学したばかりの1年生にとっては初めての学校行事で、運動大好きの子供たちにとってはどんなにうれしく楽しいことかと思います。
ちなみに私はあまり運動会は好きではありませんでしたが・・・。

 内気だった私には、特に徒競走で髪を振り乱し、歯をむき出してなりふり構わず競争する様は、女の子としてはとてもはしたなく恥ずかしいことに思えていました。
弟と二人だけの兄弟で、学校に入るまでは友達も少なく、競り合う経験があまり無かった環境だったせいかもしれません。
そんなわけで、低学年のころはゆっくりのんびりと・・・とっても優雅に走ったのを思い出します。
勝気な母が歯痒がって大声を出して応援してくれていましたが、その様子もまた恥ずかしく感じていました。

 昔から運動会は学校の一大行事で、特に田舎では町民も参加し町を挙げてのお楽しみ会で、前日から下準備したお昼のご馳走もまた楽しみでした。
私も子育て中はお天気を気にしながら準備したものです。
あいにく悪天候のため次週に延期されると、給食が休みのためお弁当持参の子供たちは毎週ご馳走がいただけると喜び、親たちは 「また来週もお弁当作りか〜・・・」 と早朝からの支度の大変さを思いがっかりしたり・・・

 ところが今年から札幌では約6割ほどの小学校で運動会を午前中で終わらせ、お弁当無しになったそうです。
核家族化が進み、母子家庭や両親が共働きで土・日に仕事があり、見に来られない等の家庭への配慮らしいです。
私は運動会は好きではなかったけれど、みんなで輪になって囲むお昼の時間は楽しかったのですが・・・
お弁当なしを、子供たちは果たしてどう思っているのでしょう。

 とっくにお弁当作りから解放された今、あれこれ言う資格は無いかもしれませんがちょっと寂しい気がします。
「 今日は運動会あるよー!」 の午前6時にならされる花火、「 これからはじめますよー!」 の開始の合図花火・・・
会場でのマイクのアナウンスや、いかにも運動会のために作られたというような音楽なども、ご近所の迷惑にならないように・・・と色々配慮されているとか。
青空の下での子供たちの元気な歓声、スキップしたくなるような弾む音楽等々に眉をひそめるとは・・・
人の心が近年だんだん狭くなってきているようで寂しく感じます。

 今朝、札幌へ出かけるとき、近くの小学校で運動会・・・始まったばかりのようで、子供たちが整列していました。
帰ってきた時もまだ続いておりましたので、みんなお昼のお弁当をいただいたんでしょう。
太陽が出て良いお天気ではありますが、気温は16℃ほどで風も冷たくちょっと気の毒。

 この時期はライラックが花を咲かせ、札幌ではライラックまつりが行われています。
ライラックは別名リラとも言い、この時期の寒さを私たちは 「 リラ冷え 」 と言っています。
北海道での5月の運動会はまだ気温の低い日が多いので、6月の方がいいのに・・・といつも思います。
毛布を持参して行ったこともあったなぁ・・・   今は昔・・・です。

 


         SLのある公園’18審査会終える