歓迎されぬ記録


 世界も驚き岩見沢大雪・・・英国BBCも紹介
これはローカル新聞の一面見出しです。
記録的な豪雪に見舞われた岩見沢市の状況が、各テレビ局で全国放送されましたが、世界最大のテレビ局として知られるBBCでも紹介されました由。
海外のメディアが岩見沢を取り上げたケースは過去に例がないようです。
市民の間では「すごい!」と言う声とともに「もっと明るく良い話題で取り上げられるのならネェ。」との声も。

 210cmもの積雪は、昭和45年に観測した180cmの記録を42年ぶりに更新。累計積雪量では9mを越しています。
排雪された雪が運ばれる雪捨て場は例年通り数か所ありましたが、すぐに満杯状態になってしまい急きょ新たにいくつか設けられました。
道路の除排雪を担う建設業者からは <作業員や機材が不足し対応に限界がある> と悲鳴が。
ダンプカーは必要台数の三分の二しか確保できず、次から次へと降り続く雪には思うように作業が進まなかったようです。

 道幅が狭まり車がすれ違えなくなったために起こる接触事故、激しい風雪で視界不良による追突や正面衝突事故、寒気がゆるんで生じるアイスバーンによるスリップ衝突等々、交通事故も多発しました。
車道のみならず歩道も両脇が2mもある雪の回廊と化し、ひとりがやっと通れるような細く高い壁の間を歩くのは「何かあったら・・・」と怖いものです。

 そんなドカ雪が及ぼした要因で、路線バスが何日もの間運休になり・・・一番長くは運転再開まで13日間もかかった路線が・・・通院、通学、買い物などの市民生活に大きな影響を及ぼしました。

 雪の重みで住宅や倉庫が倒壊など、今冬道内で起きた雪による建物被害は昨シーズンの数倍で、過去5年で最多。
局所的な大雪に加え、全道的に低温で雪が解けづらくなっているのが大きな要因。中でも岩見沢の近辺の空知管内が半数以上を占めているとのこと。
我が家の近くにある岩見沢自動車学校の車庫も屋根の雪の重みで崩壊。教習車16台が屋根に押しつぶされてしまいました。
 屋根に雪が1m積もった場合、1uあたり500sの力がかかるといいます。建物30坪の屋根に1メートルの積雪があれば50tもの重さになる計算。
明日から3月・・・とはいえまだ雪は降ります。春の雪は水分が多く、密度が高くなり重みが増すので今後の雪にはまだまで警戒が必要のようです。

 近所を見まわすと建物の1階部分が、すっぽり雪に埋もれている家がずいぶんあります。昼間も電気が必要とか。
雪の降らない日には、あちこちで雪下ろしをしている様子を見かけますが、雪によるけがや死亡事故も多発しています。
 サークルに在籍されていたT子さん・・・体調がすぐれず2年ほど前に退会されました・・・2月初め散歩に出られて、そのまま行方が分かりません。
視界の閉ざされた歩道を歩いているうち、方向感覚が失われパニックになったのでは・・・とか、どこかの溝にはまって動けなくなってしまったのでは・・・とか、色々言われていますが、この冷たい雪の中のどこかで眠っておられるのだと思うととても重苦しい気分になり辛いです。

 これでもか・・・と言うほど、岩見沢が集中的に痛めつけられたという感じのこの冬でした。
孫たちは、スキーやスノーボードなどと夜間までも楽しんでいましたが、この年齢になるとあきれて話を聞いているばかりです。
ジーッと冬眠状態で春を待ちたいと思っても、どんどん嵩を増す雪を放っておくこともできず、肉体的にも本当に疲れてしまいました。
強いてプラス思考で良かったこと・・・体脂肪率9.7・・・私の記録更新・・・アスリートなみ・・・でしょうか。

 


                              ご多幸を春はいつ