厳しい夏

 
 残暑は本州のものという認識でおりましたが、9月に入ってからも30度を超すような暑さで、ウルトラ残暑という言葉まで出てきました。

 お盆を過ぎると秋・・・盆踊りでの浴衣姿は寒いくらいですのに、今年はいったいどうなっているんでしょう。
涼しさを期待して北海道に来られた旅行者たちは、本州と変わりない・・・などと言っておられるとか。

 先月、函館の8月下旬の連続真夏日は過去100年間で最高とのことでした。
あちらこちらで暑さの色々な記録更新のニュースが毎日のように入ってきます。
今日も北海道各地で、9月の気温としては観測史上最高・・・のニュースが流れていました。

 扇風機など我が家では数年に一度くらいしか出すことがありませんでしたので、2年前に処分してしまいました。
勿論クーラーなどありません。
暑いと言いながらも、時々首を冷やすくらいで何とかしのげているのは、本州とは暑さの質が違うのだと思います。

 個人的には寒いよりまし・・・と思ったりしていますが、これは私だけではなく周りの人たちほとんどそうでした。
この厳しい暑さもあと2〜3日のようです。
北海道の夏は短いのですけれど、今年はたっぷり浸ることができました。

 それでも、周りの田畑はすっかり秋色ですし、空の景色も秋の装い、街路樹のナナカマドだって色づいてきています。
トンボもうるさいくらいに飛び交っています。

 札幌では住宅地にクマが出没し、子供たちの登下校が心配されています。
この暑さで、山中での食べるものが枯れたりして無くなったり、秋の木の実がなるにはまだ早かったりの理由で、住宅地の畑などの食料を狙って下りてくるのではなどと言われています。

 また今年は節電の夏でもあります。
一般家庭での節電はそれほど苦になるものではないと思いますが、教育現場・・・特に学校給食に影響を及ぼしているようでびっくりしました。
夜のサークルの生徒で、学校に勤務している方からの情報で知りました。
計画停電に備えて、お皿を使わず調理を伴わない簡易給食を実施しているのだとか。
今が一番野菜がたくさんとれて美味しい時期なのに・・・毎日パンとおやというようなメニュー。
こんな食事で授業を終え、部活動までしてくる子供たちのことを思うと胸が痛みます。

 父兄からの苦情は無いのかと伺いましたら、昨年の食中毒問題でお弁当持参の日々が長引いたため、親も大変な思いをしたようで・・・
もうあんな大変さはイヤ・・・と言うことらしく、苦情は無いのだそうです。
パンと牛乳と羊羹と言うような、奇妙な取り合わせの給食を食べている子供たちのお母さん、いったいどんなお昼をいただいているのでしょうか。

                      手紙青い池