日ペンの夏終わる  

 日ペン最大のイベントである、第76回全日本ペン書道展が、8月3日(土)〜5日(月)の3日間にわたり、東京都立産業貿易センター・浜松町館において開催され、盛会のうちに終了しました。
体温を上回る気温、うだるような暑さ・・・と連日猛暑や熱中症のニュースが入ってきておりましたので、体力的に少々不安でしたが、思いのほかカラリとした爽やかな暑さで、ほとんど北海道と変わりなくしのぎやすくて助かりました。

 展覧会会場には八千数百点もの作品が、各部門ごとに所狭しと展示されており、例年同様とても見ごたえのあるものでした。
賞を狙って書かれた方々の作品からは気迫が伝わってきて圧倒されました。
また一方、展作品は毎月の競書とは異なる大作を書く勉強の機会。参加することに意義ありと・・・我が支部はほとんどこれ・・・今年も元気で書くことができた・・・と言う喜びや感謝の念が感じられるものも。
そのような高齢の方々の作品には拍手をお送りしたい感動があります。

 4日(日)11時からは、児童生徒硬筆部の表彰式がとり行われ、カメラ持参の両親や祖父母たちと一緒に来場した子供たちで、大変な混雑様でした。
表彰式では、特に幼年や小学校低学年の子供たちが賞状や商品を受け取るときの緊張感、何とも言えない愛くるしい表情に、出席した私たち一同の心が和みました。

 午後3時半からは会場を東京プリンスホテルに移して、一般の部の表彰式が粛々と行われました。
5時からの円卓を囲んでの祝賀懇親会は、300人近くもの参加により最大でした。
ビール持参での挨拶回りの光景があちこちで見られたり、抽選会もあり、会長・副会長達とご一緒の写真撮影で盛り上がったり・・・と、和気あいあいに終わりました。

 表彰式場では、隣に座られた秋田の岩間鴻舟先生が、青森ねぶた祭りに行って来られて、折り返し東京へ来られたとお話しくださいました。
カメラに収めてこられた今年のねぶたの写真を沢山見せていただき、お祭りの様子など興味あるお話を短い時間でしたが色々うかがえました。
 また二次会では、岩手から久しぶりに出て来られた蒲澤香苑先生親子とも交流を持つことができました。
ご長男の蒲澤翠渓さん、ご長女の村松香雲さん、お二人とも受賞されたので、三人で来られたとのこと。
一昨年、ご長男が出品はされなかったけれど展覧会を見に来られ、その折私たちと二次会でご一緒しました。
「その時間がとっても楽しかったので、ぜひ・・・と息子に誘われて来ました。」と。なんとうれしいことでしょう。

 作品を見るだけではなく、普段なかなかお会いできない仲間たちとの交流が持てることも上京の楽しみの一つです。
年齢を重ねてきますと、「来年またお会いできるよう、お互い元気でいましょうね。」と、お別れの挨拶も微妙に変わってきました。


 今年はどこへ・・・?の声が聞こえてきそうですので・・・。

特別展「和様の書」・・・東京国立博物館・平成館    

 上京に当たり、これだけは絶対に見ておきたいと決めていました。
2室からなる展示会場に150点以上もの作品。
第1章 書の鑑賞、 第2章 仮名の成立と三蹟、 第3章 信仰と書、 第4章 高野切と古筆、 第5章 世尊寺流と和様の展開
とテーマごとに展示されていましたが、見たことも聞いたこともない「・・・切」の多さに自分の無知を思い知らされました。
膨大な量の作品は2時間や3時間では見切ることもできず、自分の学んだものや興味あるものを中心に見てきました。

 古筆の本は何冊か持っていますが、本物を目の前にし、これが肉筆・・・この料紙が何百年も前のもの・・・と、感動しきりでした。
信長、家康、秀吉三人の天下人の手紙文なども興味深く見、秀吉はあまり書は達者ではないと聞いていましたが、現代人の「下手さ」には比べものにならないほど味のあるいい文字でした。

 近くでしたら、二度、三度と行ってみたいところです。


天然クーラー富士山五合目・氷穴とランチバイキング・・・はとバス観光

       
 鳴沢氷穴入り口  氷穴内 : 氷の支柱  富士山五合目のロータリー  五合目より山頂を


 新宿駅前8時発ということで、さなえ先生と6時少し過ぎにホテルを出ました。
はとバス集合場所では何台ものバスが次々入れ代わりたち代わり・・・世界遺産登録となった富士山人気の高さを実感!
富士山を組み入れたいくつものコースがあり、私たちのコースも1号車、2号車とバス2台。
6月から申し込みをしていましたので座席は一番前(去年の日光行きもそうでした)、視界が広く快適でした。

 まずは鳴沢氷穴へ。
今から1100年以上前、富士山の噴火により流出た溶岩が、徐々に冷めて収縮する際、内部のガスが噴出した後に残った空洞がこれなのだそうです。
洞窟内の平均気温は真夏でも0〜3℃と言われ、この日は0℃。
長袖上着にマフラーを着用、入り口から階段で降りたとたん冷気がヒンヤリと。
氷穴内には氷の貯蔵庫があり、江戸時代から様々な用途に使われていたそうです。今は用途が無いため四角い氷を作って積み、当時を再現してありました。
1周15分ほどで、内部の色々な表情を見ることができます。冷え切った体で外へ出ましたら暖かくてホッと。

 ランチバイキング会場、富士ビューホテルへ。
 正面に富士山、裏手庭続きに河口湖へという素敵なロケーション。
3万坪もの手入れの行き届いた庭園も美しく、安らぎを感じさせてくれるたたずまいでした。
もちろんお料理の内容も豊富でおいしく、一杯いただきました。

 富士山五合目へ
 河口湖から富士スバルラインで約30km走ると、標高2305mの五合目に到達。
バスの多さ(自家用車乗り入れ禁止)、ロータリーに集合している登山者の多さに先ずびっくり!
目の前にはドーンと富士山の上体が迫ってくるよう! ここが森林限界とのことで草木は無く、これが富士山の地肌なんだーと。
原木丸太をふんだんに使った山小屋風の大きな建物が、印象的でした。
 
 売店脇に赤い鳥居。その奥に小御嶽神社。そこからの眺める富士山は特に素晴らしかったです。
途中のバス車窓から山頂にかかる雲を気にしながら・・・でしたが、次第に雲が去って山頂が顔を出し、さなえ先生思わず合掌していました。
山の天気は変わりやすく、山頂までしっかり見ることができたのは本当に幸運だったと思います。

 山梨桃狩り
 最後はフルーツ農園での桃食べ放題(30分)。
果樹園に入ると間もなく大粒の雨が降り出しました。そこで広いテント内に案内され、もぎ取ってあった桃をいただくことに。
でも、いくら食べ放題と言っても、桃はそんなに食べられない・・・と思っていましたら、若い方々はさすが!驚きました。
園を出るころには雨もやみ、通り雨だったようです。

 少々渋滞はありましたが、どこかの花火大会で打ち上げられている花火を見たりしながら、予定通りの時刻に新宿到着。
一度は行ってみたいと思っていた、世界遺産の富士山へ行ってまいりました。

                     お久しぶりランドセル