パワースポット巡り

 6月9日(日)は、第76回全日本ペン書道展の審査会。 毎回その前日の午後から常任理事以上の役員による役員会があります。
東京は梅雨入りしたようだとか、毎日暑くて・・・熱中症に注意・・・などのニュースが毎日のように・・・。
こちらはやっと春が来た感じで、気温も時には二十数度の日があると思えば次の日には一桁であったりと言う状態。
上京しても身体がついていけるか・・・心配しながら過ごしていました。

 ここ数年、滝川の清野先生と一緒に上京して行動を共にしています。
6月7日(金)、朝一番の飛行機で出かけ、ホテルに荷物を預け小江戸と呼ばれる川越に行きました。
お昼をいただこうと、たまたま入ったおそばやさん・・・「そば工房・蕎花」。
普通の民家を改築したような感じで築100年近くなるらしく、急な階段を上って案内された2階席は、とても趣あるいい雰囲気でした。
お勧めだという十割そばと、九一蕎麦の2種類のおそばに天ぷらをセットにしたのをいただきました。
香も歯ごたえも良くとても美味しく、二人して大満足の良いスタートを切りました。

 今回は巡回バスに乗らず、蔵の町、氷川神社、菓子屋横丁、喜多院などブラブラ歩きしてみました。
歴史ある建造物が立ち並ぶ風情は、まるで時代劇の街並みそのもので、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、また、「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されているそうです。

     
川越 : 蔵の町。明治の大火で数件の蔵が焼け残り、蔵は火事に強いということになり、以降次々に蔵が建ち始めたとのこと。江戸時代にタイムスリップしたような街並み。車さえ通らなければ・・・  時の鐘 : 6時、12時、15時、18時に時を告げる。今回聞くことができたのはラッキー! 川越 : 喜多院の五百羅漢。日本3大羅漢のひとつとのこと。笑ったり、泣いたり、怒ったり、子供を抱いたり・・・と、色々な表情が見ていてとても楽しい。



 例年、せっかく海を渡って行くのだから・・・と、役員会前日に上京し小旅行を楽しむことにしています。
例により早々と兵庫の鈴木先生から、会議までの時間、今年はどこへ行きますかーと。 詳しいわけでもない私ですのに、いつの間にか計画・案内人になってしまいました。
ということで色々考えた結果、二日目は高尾山に行くことにしました。

 鈴木先生は夜行バスで新宿着6時10分頃とのこと。
時間のロスをなくするために、早朝5時30分清野先生と朝食のおにぎりを買い大井町のホテルを出て新宿駅に。そこで合流。
新宿から京王線に乗ると、高尾山口まで直行。朝早いので電車も混んでおらず、車中で朝食を。

 3時からの役員会に間に合うようにしなければなりませんので、山麓の清滝駅から中腹にある高尾山駅までのケーブルカーに乗り、そこから歩き開始。ちなみに登山コースは8コースあります。
このケーブルカーは最大斜度31度18分と、日本一急な勾配とのことです。
 富士山と並びミシュランの三ツ星に選ばれた山ということで大きな話題になり、近年更に人気が出たようです。
私は途中の薬王院までは過去2回行きましたが、山頂までは今回が初めて。 富士山が見えるのでは・・・と期待しましたが雲に隠れて残念でした。山頂までいくつかのパワースポットがありましたが、効果はいかに・・・。

 下山しましたらビックリ! ケーブルカー付近にはこれから登ろうとする大勢の登山者が。 電車から降りた人たちも列をなしてこちらへやってきます。
今日は土曜日だから・・・と三人で納得し、始発ケーブルカーに乗り、すいている時、涼しい内に、お天気も良く、何もかもラッキー!
すがすがしい空気をいっぱい吸って、自然の癒しをたっぷりといただいてきました。

       
 天狗のたこ杉 : 高さ37m、樹齢約450年。根がたこの足のよう。  天狗の足駄(金属製)がいくつも・・・高尾山は天狗の住む山として、天狗伝説もたくさんある。 高尾山薬王院 : 約260年前に開山したと伝えられる古刹。山岳信仰の霊場として栄えてきた。 高尾山山頂:標高599m。天気の良い日には富士山もくっきり見えるとのことで期待したが、この日は残念
 



 3日目。 
ホテルでご一緒した本州の先生方とは朝食を共にして、8月にまた・・・とお別れ。
帰宅の飛行機は午後4時近く。 旭川の有田先生も、夕方まで予定が無いとのことで行動を共にすることに。
NHKの朝のテレビ小説「あまちゃん」を見てから・・・の出発はうかつでした。
今日は月曜日。ラッシュアワーで、電車は身動き取れないほどの混みよう。 東京の人たちは毎日こんな風に通勤通学されているんだぁ・・・と、大変さを実体験しました。

 まずは、国の重要文化財である東京駅へ。 
約5年にわたり保存・復原工事がなされ、創建当時の姿によみがえった・・・という姿を見ようというわけで。
丸の内ビル5階のレストランのあるテラスが、駅舎の全貌を望めるビュースポットとのことで期待して・・・。 ところが、解放時間は11時からとのことで少々がっかり。
いつかまた来てみることにして、今回は地上から眺めてきました。

 パワースポットへ行くことにして、秋葉原で電車を降り江戸総鎮守である神田明神へ。
この近くには、甘酒屋さんが何軒かありましたが、入り口の大鳥居わきにある小さなお店の雰囲気に魅かれ、帰りに立ち寄りました。
何と160年以上の歴史を持つ麹の老舗で、江戸の麹文化をそのまま受け継いでおられるとのこと。
冷たいのをいただきましたが、人工の甘味料は全く使用せず、自然の甘味が上品で懐かしくホッとするお味でした。昔のままというたたずまい、こじんまりとした中庭や、アンティークな展示物・・・心和む一時を過ごせました。

 地下鉄で六本木へ。
ぜひ行ってみたいと思っている島根県の出雲大社ですが、なかなか簡単には行くことができません。
そこでこの機会に、出雲大社東京分祠へ。六本木という一等地にありますので、鉄筋コンクリート製の神殿で、どことなくたたずまいも都会風な感じ。
階段を上り、3階に神殿があります。ここは「二拝四拍手一拝」で参拝します。

 参拝を済ますと丁度お昼時。
筋向いに10人ほど並んでいるお店・・・「蒼龍唐玉堂」・・・担担麺が有名らしい・・・私たちも気になって列の後ろに続きました。
「トマト煮込み味担担麺」「白ごま担担麺」「黒ごま担担麺」それぞれにいただきました。太めの麺でこしがあり、元気が出そうなお店の雰囲気もちょっと変わっていて良く、行列ができているだけあって美味でした。

 心和むものや美味しいものに導かれ、楽しく仲間との交流もでき、充実した3日間だったのは、パワースポット巡りの効果でしょうか。
      
神田明神(正式名は神田神社) :約1300年の歴史を持つ江戸東京の神社の中で最も古い神社のひとつ。 出雲大社東京分祠:島根の出雲大社の御分霊を奉斎する。神田神社の御斎神もこの出雲大社と同じ。 神田明神前参堂入り口の甘酒屋さん(天野屋):弘化3年(1846)創業以来160年。現在6代目が。古時計などアンティークな展示物に、首や目の運動。

 あちこち行ってきたことばかり書きましたが、第一の目的は「展覧会作品の審査」ですから、仕事もしっかり頑張ってきましたよ。
一般の部と児童生徒の部合わせて、出品総数8,300余点。
上手、下手にかかわらず、皆さんが一生懸命心こめて書き上げた作品ですから、私たちも「落とすには忍びない。」・・・などと悩み、心の中で「すみません」と謝ったり、結構辛い思いもします。

 展覧会は8月3日(土)〜8月5日(月)。 東京都立産業貿易センター浜松町会館5階です。
作品を見るだけでなく、日頃の疑問を先輩先生方にお聞きしたり、誌友との交流をはかったり…等々、役立つことも多々あると思います。
今から予定を組んでみてはいかがでしょうか。

                      知床峠展望台