美術館巡り

     
三菱1号館美術館 : 中庭と美術館がとてもよくマッチしていて素敵  ミケランジェロの大理石像 

 三菱1号館美術館へは初めて行きました。
東京駅から歩いてわずか5分のところに、こんなに静かで落ち着いた異空間があるなんて驚きでした。
読書している人、のんびりくつろいでいる人、飛び跳ねている子供、噴水を中央にうねった通路・・・中庭を通り抜けると趣ある赤レンガの建物。
ここは、三菱が東京・丸の内に初めて建設した洋風事務所だったそうで、老朽化のため昭和43年に解体されたとのこと。
それから40年余りの時を経て、元の設計図に基づき同じ地に忠実に復元されよみがえったのがこの美術館だそうです。

 レオナルド・ダ・ビンチとミケランジェロの、イタリアが生んだ2大天才の作品が一度に見られるということで期待して行ってみました。
たくさんの来場者は居ましたが大混雑というほどでもなく、音声ガイドをお借りしてゆっくり見学できました。

 レオナルドはミケランジェロより23歳年上だそうですが、 2人は 「 宿命のライバル 」 と言われていたそうです。
「顔貌」、「絵画と彫刻のパラゴーネ」、「人体表現」、「馬・建築」、「レダと白鳥」、「手稿」、「書簡・詩歌」、「肖像」の8つのテーマごとに2人の作品を対比して展示されており、興味深く見ることができました。
天才と言われる人なのだから作品の素晴らしいのは当たり前でしょうが、ライバル意識があたからこそ・・・ということもあるのでは・・・と勝手に。
文字の世界でもやはり良いライバルを持つことは大事ではないか・・・と。

 出口手前のホール中央にミケランジェロのキリスト像があり、写真撮影可とのことで写して参りました。
日本初公開の物もいくつも有り、2人を対比しながら間近で見ることができたことは私にはとても興味深く有意義なひと時でした。


 次の日・・・上野にある東京都美術館に。
ここへは何度か行ったことがありますが、今回は 「ボストン美術館の秘宝 」 を。
ボストン美術館は米国屈指の美術館で、国や州の財政的援助を受けず美術愛好家たちの好意で約50万点もの作品を所蔵していて、今も増え続けているそうです。

 今回は「古代エジプト美術」、「中国美術」、「日本美術」、「フランス美術」、「アメリカ絵画」、「版画・写真」、「現代武術」 というテーマごとの展示で、色々な国の作品や日本に里帰りしてきたもの、初めて日本で展示されたものなどもあり、それぞれのお国柄が伝わってきて、お借りした音声ガイドを聞きながら楽しく見学できました。

 お昼過ぎに館を出て歩き出しますと、沖 旭堂先生から突然電話。
上野の東京国立博物館で 「 タイ 〜仏の国の輝き〜」 を見終えて、今上野駅に向かっておられる・・・と。
兵庫の鈴木右鴻先生がお昼頃東京に着かれ、午後からご一緒することになっていました。 
その鈴木先生から沖先生に私の情報がいき、そこで電話をくださったとのこと。

 というわけで上野駅から3人揃い浅草へ。
「 浅草演芸ホール 」 へ行くことにしていましたが、入り口で大勢の人たちが並んでいます。
係員に伺いますと、満席でどの位待てば入れるかわからないとのこと。 そうか、今日は土曜日でした。
ここまでやって来て炎天下で待ったり、観光したりはウンザリです。
すると丁度隣に 「 浅草東洋館 」 (昔は浅草フランス座と呼ばれていた) のチケット売り場があり、ここは漫才だけを楽しむところ( 演芸ホールの2階 )・・・
ここでもいいんじゃないですか、ここにしましょう、と入ることに。
毎月第1土曜日は「漫才の日」で2,500円のチケットが1,500円、入場して間もなく満席に、開演時間にぴったり・・・運がよかったですねと。

 知らない方やテレビで見たことのある方などの漫才を、2時間以上たっぷりと楽しみました。
みんなお笑いの席など初めての経験で、臨場感があってテレビで見るのとはやはり違って、いい経験をした・・・と大満足。

 「 浅草演芸ホール 」 での寄席もその内楽しんでみたいと思います。
年中無休で気軽に入ることができ、時間を気にせず出入り自由で、飲食しながらでも楽しむこともでき堅苦しくない雰囲気ですので、雨でどこへ行こうかと悩んだ時などには是非・・・お勧めです。

 
           80回展終了